1.レンタルルーターが保持する経路
2.IP-VPNへの経路広報
3.インターネット通信
4.ワイヤレスバックアップ(LTE)
5.LAN側機能
6.ポートVLAN
7.DHCPサーバー
8.DHCPリレー
9.パケットフィルタ
10.複数セグメント
11.NAT
12.NGN折り返し
13.アプリケーションブレイクアウトベストエフォートStandard クローズドタイプで提供する機能についての解説です。
1.レンタルルーターが保持する経路
レンタルルーターはIP-VPNと宅内LAN側へ向けての経路のみを保持します。
2.IP-VPNへの経路広報
レンタルルーターのLAN側インターフェースがリンクアップしている場合、保持している経路をIP-VPNに広報いたします。
レンタルルーターのLAN側インターフェースがリンクダウンしている場合、保持している経路はIP-VPNに広報されません。
3.インターネット通信
ベストエフォートStandard クローズドタイプではインターネット接続は提供しておりません。
インターネット接続が必要な場合には、Master’sONEコネクトおよびMaster’sONE ビジネスインターネット接続等をご契約ください。
4.ワイヤレスバックアップ(LTE)
フレッツ回線が故障などの理由により使えなくなった場合、LTEよるワイヤレス通信に自動迂回するサービスです。
<提供条件>
- 事前にお客さまにて電波状況の確認をお願いいたします。
お客さま設置場所によっては電波が届かずご利用いただけない場合がございます。 - NTT東日本・NTT西日本フレッツの故障時のワイヤレスバックアップアップは、県単位まで救済することを目安としております(複数県の同時故障は想定しておりません)。
ただし、東京都は除きます。 - ワイヤレスバックアップ側での通信速度は低下する可能性があります。
- LTEはNTTドコモのLTE回線にて提供されますが、NTTドコモの設備集約等によって、提供可能な通信規格が変更になる場合があります。
| ランプ状態 | 解説 |
| INFO Aランプ 緑色で点灯 | LTEモジュールを接続した状態 |
| INFOランプ(B, C, D)を緑点灯 | 電波レベル強(-65dBm以上) |
| INFOランプ(B, C)を緑点灯、INFOランプ(D)を消灯 | 電波レベル中(-75dBm以上、-65dBm未満) |
| INFOランプ(B)を緑点灯、INFOランプ(C, D)を消灯 | 電波レベル弱(-95dBm以上、-75dBm未満) |
| INFOランプ(B, C, D)を消灯 | 電波信号検出なし |
5.LAN側機能
レンタルルーターのLAN側で利用可能な機能は以下のとおりとなります。プランにより利用可能な機能が異なります。また併用できない機能も異なります。
併用できる機能はこちらをご参照ください。
| 項目 | ベストエフォート Standard |
|---|---|
| 【基本設定】ポートVLAN | 〇 |
| 【基本設定】DHCPサーバー | 〇 |
| 【基本設定】DHCPリレー | 〇 |
| 【高度設定】パケットフィルタ | 〇 |
| 【高度設定】複数セグメント | 〇 |
| 【高度設定】NAT | 〇 |
| 【高度設定】NGN折り返し機能 | 〇 |
6.ポートVLAN
レンタルルーターのGEポートを以下のルールで分類し、ポートごとにLAN側ネットワークアドレスとインターフェースアドレスを設定できます。
- 【VLAN1】Port1 - 【VLAN2】Port2,3,4
- 【VLAN1】Port1,2 - 【VLAN2】Port3,4
7.DHCPサーバー
レンタルルーターがLAN側端末に対し、DHCPサーバーとして以下アドレスを配布することが可能です。
| 項目 | 解説 |
|---|---|
| 配布アドレス範囲 | 配布するアドレス範囲およびサブネットマスクを1つ指定することが可能です。 指定された範囲からLAN側端末にアドレスを配布いたします。 |
| デフォルトゲートウェイ | デフォルトゲートウェイを1つ指定することが可能です。 指定されたデフォルトゲートウェイをLAN側端末に配布いたします。 |
| DNSアドレス | DNSアドレスを最大2つまで指定することが可能です。 指定されたDNSアドレスをLAN側端末に配布いたします。 |
| WINSアドレス | WINSアドレスを最大2つまで指定することが可能です。 指定されたWINSアドレスをLAN側端末に配布いたします。 |
| ドメイン | ドメインを1つ指定することが可能です。 指定されたドメインをLAN側端末に配布いたします。 |
8.DHCPリレー
レンタルルーターのLAN側端末からのDHCPリクエストを他の拠点にあるDHCPサーバーに転送することが可能です。DHCPサーバーを最大2つまで指定することが可能です。
※本機能利用時にはパケットフィルタにて、お客さまDHCPサーバー宛のフィルタを忘れずに記載ください。
9.パケットフィルタ
レンタルルーターのLAN側インターフェースにてパケットフィルタリングを実施することが可能です。最大61行までのポリシー設定が可能です。
<提供条件>
-
ACL(アクセスコントロールリスト)には、通信方向・IPアドレス・ポート番号・プロトコル (tcp/udp/icmp)の指定ができます。
※ACLの制御方法には、許可・破棄が指定できます。 -
ACLには全てのパケットを許可・拒否するポリシー設定が利用できます。
※ACL設定利用時は、リスト外の通信に対しては全て破棄されます。(ACLにて全ての通信を許可設定にする事も可能です)
10.複数セグメント
レンタルルーターのLAN側に静的経路を設定することが可能です。
静的経路は標準で最大で29経路まで設定することができます。
レンタルルーターのLAN側が属する経路を含めると、合計30経路です。
<提供条件>
- 静的経路の情報(IPアドレス、ネットマスク、ネクストホップ)をご指定いただきます。
11.NAT
レンタルルーターのLAN側のアドレスを網側へ配信するときに異なるネットワークアドレスに変換することができます。
<提供条件>
- ネットワークアドレスの変換を行い、TCP/UDPのポート番号への変換は行いません。
- LAN側アドレスのすべてを変換対象とする必要があります。
- IPフィルタはLAN側アドレスの変換前で記入をお願いいたします。
12.NGN折り返し
ベストエフォートのプランをご契約されている拠点間で、ダイレクトにIPoE接続を行える機能です。
ベストエフォートStandardとベストエフォートPremiumの拠点通信でもNGN折り返しは利用可能です。
| 対地数 |
|---|
| 20 |
<提供条件>
- NTT東日本エリアとNTT西日本エリアをまたぐ折り返し機能は利用できません。
折り返し機能はNTT東日本エリア内同士、NTT西日本エリア内同士のみで利用できます。
13.アプリケーションブレイクアウト
アプリケーションブレイクアウト機能により特定のアプリケーションを直接インターネットに流すことができます。
詳細は以下のページをご参照ください。
アプリケーションブレイクアウト